コンセプト

Asia Innovation Initiative(AII)とは

Asia Innovation Initiative は、アジア全体を一つのフィールドと捉え、イノベーションを生み出す環境を整え、中長期的な産業競争力を強化し、アジアの次世代を担う新産業の創出につなげることを目的としたフォーラムです。

イノベーションの源泉として、3つのキーリソース「人材」「ハイテク技術」「金融資本」に焦点を当て、それらをアジア全体で有機的・戦略的に掛け合わせ、活用するモデルを作ることで、継続的なイノベーションの実現へつなげます。

Asia Innovation Initiative は、2007年を第1回フォーラムとし、2008年以降も年次フォーラムとして継続的に開催して参ります。毎年、アジア全体が共有・解決すべき課題や将来的に発展が期待される産業・分野を取り上げ、企業経営者、ベンチャー起業家、政治家、研究者、行政官僚などのソートリーダーがアジア各国から集い、解決に向けたアプローチを議論する場を目指します。

また、公式セッションでの議論だけではなく、参加者のニーズに沿った個別ビジネスミーティングを通じて、技術・ビジネスモデルと金融資本などの具体的なマッチングなど、実際的なビジネス支援の場としてもご活用頂けます。

第一回フォーラムは、2007月6月6-7日福岡市で開催し、アジア10カ国から270名を超えるご参加を賜り、二日間に亘り、「技術系ベンチャーの支援・育成」「半導体業界の活性化」をテーマに、白熱した議論が展開されました。

2007年のAIIのテーマ

【アジアの持続的成長を支える柱とは?】

世界が多極化へと急速にシフトする中で、アジアは一つの極としてどのように独自性を出し、存在感を示せるか。欧米とは一線を画したアジア型資本主義を目指すには、各分野においてアジア各国が連携・協調の仕組みを作っていく必要があるのではないか。こういった考え方の下に、次世代の有望産業の核となる分野として「環境を切り口としたビジネス」、また、新ビジネス・新産業創出を支える要素として「資本市場」「知力(brainpower)開発」を、三つの柱に据え、アジアの連携・協調に向けた議論を展開していきます。

Pillar-I【アジアの資本市場を考える】

台頭著しい上海やシンガポールなどの資本市場に対して、地盤沈下が続く東京市場など、様々な課題を抱えた各々のアジア資本市場が世界の企業や投資家から魅力的な市場として企業の持続的な成長をサポートし続けるためにはどうあるべきか考えていきます。また、大企業やベンチャーの持つ技術を核としたビジネス創造をサポートする金融資本はどうあるべきか、近時存在感を増してきた政府系ファンドなどの新しいタイプの金融資本がアジア全体の成長にどう貢献していくのかについても、当事者を交え議論していきます。

Pillar-II【環境を切り口とした新ビジネス創造】

欧米がクリーンテク投資を活発化させ、太陽光発電・風力発電分野で中国・インド企業の躍進が著しいなど、グローバリゼーションの中で、環境を切り口としたビジネスの世界でも新しいパラダイム構築に向けた動きが活発化しています。そのトレンドの中で、アジア各国の企業や投資家は環境を切り口としたビジネスにどう取り組むべきか、有望技術の商用化やマーケット構築に向けてどう先を読み対応していけばいいのか。特に、「エネルギー」・「水」を重点分野として取り上げ、いくつかの論点を多面的な視点で捉え、ビジネス創造に向けたヒントを探っていきます。

Pillar-III【アジアにおける知力(brainpower)開発】

様々な産業において産業構造が水平に分化していく中で、産官学それぞれの分野に偏在する知識、技術、経験等の知力(brainpower)をどう育て、どのように効果的に活用していくべきか、また、研究開発や人材育成をイノベーション創発のエンジンとするための必要なフレームワークや仕組み作りにつき、議論していきます。

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